3月11日
朝起きた後、パンを買って2階で食べていたらガブリエウが来て、なんでみんなの分も買ってこなかったんだと言われた。いつもみんなの分は置いてあるし、今日に限って買ってないなんて聞いてない、それにお前(買う前に会ったけど)そんなこと言わなかったよねと言ったら、黙ったけど納得していない感じだった。最近良い感じだったのに。こういうやつなんだろうな。
海のほうの、竜太さん達が前にナイキの撮影をしたところに行って、ビリンバウの練習した。トニーにもらったビリンバウ。カバッサは俺が作ったやつが合うと言えば合った。でも最初のパウのほうが合ってる。難しい。トシさんに譲ってもらったやつは合わなかった。日本に帰ってから考えよう。日本に置いてきたやつが合うかもしれないし。
日焼けもできて、まさに一石二鳥だと思ったら、太陽の角度が悪くて全然焼けなかった。立って弾いているから、考えてみたら当たり前だった。髪は熱くなった。謎のカポエィリスタが現れて、俺のビリンバウに合わせて練習し始めた。その友達が2人来たり。
戻って、トニーがカウサにマークを刷るのを手伝った。板を持ち上げて待機するだけだけど。昼飯は隣の食堂で食べた。トニーの知り合いが少し話して帰っていったから、今のカポエィリスタ?って聞いたら、テンポの生徒だった。かなり格好良い。胸筋的に。名前はアンドレー。アペリードはゼブラォン。もうすぐ赤帯が取れそうらしい。でも大学が忙しくて、練習できてないから微妙だとか。
帰って、またナイキで練習した。その後戻って、トニーがテレビ見てグダクダしてるから、俺もパソコンいじってグダグダした。アカラジェーを食べに行くというので、ついていく。ビリンバウ持って。食べ終わった後、ナイキで練習した。暗くなってきて危なさそうだからアカデミーアに戻ったら、暗闇の中、トニーが立っていた。なぜかレウが懸垂のバーの上に座っていた。この2人、一体なにしているんだと思ったら、電球の交換をするらしい。昨日切れたから。トニーの肩にレウが立って交換。はずしたは良いけど新しいやつが合わなくて、結局俺に渡された。はずしたやつが熱いから、タオルにくるんで、新しいやつはタオルの上に置いた。で椅子の上から飛び降りたら、上に置いておいたやつが落ちて割れた。当たり前なんですけど。「おめー普通に考えれば分かるだろ、もっとよく考えろよ」って声が聞こえる。弁償しました。こっちの電球はかなり高いです。みなさん電球をタオルの上に乗せて飛び降りるときは、気をつけてください。トニーはこのお金でガラナを買おうと言っていた。
その後、レウとイカロと俺でジョーゴジパリチーニョ。レウが言い出して。イカロもノリノリ。彼ら完全にやみつきな状態になってる。10回くらいやったけど、俺が半分以上叩かれた。レウのしっぺは骨まで衝撃がくる。イカロのは痛いけど、皮膚が痛いだけだから我慢できる。レウが調子良くて、2回しか叩けなかった。
練習には、ヴァナクっていうアペリードの緑帯が来た。意味はフグ。腹がぽっこり出ているかららしい。つけたトニーもひどいと思ったけど、確かにぴったりだった。昨日から、トニーの練習は基本がメインの練習になっている。子供練習も同じ。日本にトニーが来たときもこんな感じだったなー。ハイザもプリンセーザもウェンデルも真面目に練習するようになったし、良い感じ。黄緑帯のジョージが、結構危険なジョーゴをする。俺が普通にジンガしているとき、前脚の膝の裏に手をついたハステイラしてきて、タイミングも蹴る場所もおかしいし、危ないと思った。ハイザが彼に変なケーダかけられて、足の爪を痛めたとぼやいていた。
最後のホーダのとき、レウがチゾーラやってきたから、その後俺もチゾーラやり返したら、レウが避けるとき手首に当たって痛そうにしていた。いくらレウだからと言っても子供だし、黄緑帯の俺が適当にケーダやるべきじゃなかった。反省。失敗しないようにケーダを練習するのが難しい。よく見て、ジョージみたいにはならないようにしないと。
練習終わって、トニーがリュリューと一緒にペロウリーニョのフェスタに行ってこいと言うので、行くことになった。シャワー浴びてリュリューとバス停でバスを待っていたら、リュリューがトニーはどこだと聞いてきた。出ていったと答えたら、じゃあSPEEDにいないか見に行こうというので、タクシーで出ていったんだよと教えたら、じゃあ今日はなしにしようと言われた。どうもトニーが一緒に行くと思っていたらしい。金曜日のほうがみんなで行けるから良いとか言ってる。でも俺、毎週火曜日にフェスタやってるって聞いたんだけど?まぁリュリューと2人もたしかに微妙だから、帰った。ガブリエウになんで行かなかったんだと言われたから説明した。で、チェスやることになった。

負けた。やっぱり強かった。テレビ見ながらだったのに。次は勝つ……。トニーがいないから、一人でSPEEDに行った。ビリンバウ持って。
食べ終わった後、SPEEDの近くでビリンバウ弾いていたら、男が一人話しかけてきた。さっきSPEEDにいた人。何度か目が合ったから覚えていた。名前はゼッカって言うらしい。本当はもっと長いんだけど、ブラジルではみんなゼッカって呼ぶんだとクドクド説明された。ブラジル人ではないっぽい。ポルトガル語はペラペラだけど。昨日からSPEEDで俺のことを見ていたらしい。普通になんでブラジルに来たんだとか、どのぐらいいるんだとかの日常会話だったけど、いきなり「俺のホテルはすごく綺麗なんだけど、見に来ないか」とか言ってきた。このあたりで、ん?と思ったけど、普通に断った。え?なんで?ってすごい顔で言われたから、俺もう帰るまでに時間ないからここで練習したいんだって説明した。早く帰って欲しい。練習したいんだけど。それでも全然帰る気配なくて、ブラジルに恋人はいるのか、日本にはいるのかとか色々と聞いてきた。他にもかなり突っ込んで変なこと聞いてきた。
このおっさんがゲイで、まさに今、俺は口説かれているということにようやく気付いた。もう遅いから帰るよと言って別れた。別れ際に、また明日SPEEDで話そうと言われた。あー……。もう夜はSPEED行けないな。日曜日までいるらしいし。ビリンバウも練習できない。名前も、アカデミーアに住んでることとか、SPEEDで毎晩食べていることも話してしまった。「おめーいくらなんでも気付くのが遅すぎだろ。警戒心が足りなさすぎ。」って声が聞こえる。すみません……。
帰ってトニーに話したら、「俺もゲイがよく寄ってきて、その度に断ってるから気にするなよ」と言われた。ガブリエウが来て、俺の話を聞いて笑っていた。まぁ良いネタ話になったな。大学に入ったら使おう。トニーが、デジカードとゼッカの歌を歌い始めた。面白かったけど、そりゃないよ。女にもてないでゲイに好かれてどうするんだと言われた。俺もそう思う……。
日記書いて1時すぎに寝た。
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