3月17日
俺がSASUKEに出場する夢を見た。俺の知り合いがSASUKEのプロデューサーって設定で、出場者が少なすぎるからお前も出てくれと言われた。2番目に。それで目が覚めた。
ついに帰国前日ですよ。早めに起きて、荷造り始める。起きてみたら、トニーが真剣な顔してテレビ見ているから何かと思ったら、アニメだった。

ドナルドダックのやつ。これ見たことある。あと、アメリカだかどっか?のスポンジのキャラクター。まったく可愛くない。性格も。好きな人には失礼だけど。
あと、トニーが俺にプレゼントしてくれるっていうカバッサは割れていた。「すげぇ良いカバッサなんだぜ」って言うけど、割れてるし。割れた部分どこにあるんだ、くっつけるよと言ったら、なくなったらしい。駄目じゃん……。

デニーが来てくれて、ロゴを刷る作業を手伝ってくれた。終わったら帰った。


まずはトランクをアカデミーアに出して、詰め始める。日本に持って帰る大量のユニフォームは、ビリバウに合体させれば良いと言われていたのでそうするつもりだったけど、トニーはボロボロになるぜというので、やめた。代わりにトランクにユニフォームを詰めていく。
すごい量だ……。



トランクこれだけでいっぱいになるんじゃないか。その間に小物を挟んでいく。

挟みきれなかったものは上に乗せる。

で、あっという間にいっぱいになった。まだ俺の服は入ってない。あーどうしよう。
次はビリバをやることになって、トニーは少し反対していたけど、ビリバの周りに俺の服を巻くことにした。まずは、俺の2本のビリンバウをサランラップみたいので巻く。その後、原木と一緒に紐で束ねた。その周りに俺の服。そのまま巻いた。


トニーが出ていって、あっという間にビニールを買ってきてくれた。それをナイフで切ったりして、調整する。

で、ビリバの周りに合わせて、ガムテープで止める。ビニール巻くのを何回か繰り返した後、最後に透明のテープでミイラみたいに封印した。完璧だ。トニーの仕事が超早かった。さすが。


なんとかなりそうだ。一段落したので、量り売りの店に昼飯を食べに行った。


「クレウ」って曲が流れていて、その曲のことでトニーと話した。この曲、最近かなり流行りで、これが流れるとみんな腰を振って踊り出す。男は前後に。女は横に……。盛り上がってくると、女は壁に手をついて腰振る。超淫乱。ずっと「クレウ、クレウ、クレウ」って歌詞で、スピードが変わっていくだけの曲。最後はマシンガンみたいに早くなる。「ククククククク」って。子供とかが大好きで、子供に教えられて無理やりやらされた。子供って言っても、プリンセーザとかハイザ、ウェンデルぐらい。「ほらほらやって!クレ〜ウ、クレ〜ウ」みたいな感じでやらされる。やると超喜ぶからやったけど。トニーはあまり好きじゃないらしい。アニーもそう言っていた。でも、俺が帰国した後にあるフラカォンとヴェフメーリョのフェスタ(パーティー)では、2曲普通の歌が流れたら、クレウが流れるらしい。笑える。
店員もクレウについて思うことがあるらしくて、話に参加してきた。あと、知らないおじさんも、通り過ぎ様に「クレ〜ウ」って歌ってた。やばいな。
食べ終わったら、そのままバスでアベニーダセッチに行った。ガラナシロップと本買うために。トニーのついて歩きながら、デパートの横の坂みたいなところ上がって茂みのようなところを入ると、自然食品の店があった。


そこには置いてなかった。もっと道路のほうの薬局に行ったら置いてあった。あとは本か。前にヴェフメーリョと行った大きな本屋まで行ったけど、置いてなかった。
俺はこのままショッピバーハまで行って、トニーは家に帰ってレッスンの準備することになった。行ってみたけど、やっぱりない。帰ろうと思って出口探したけど、かなり迷った。案内板もないし。そして、帰りのバスを待ったけど、なかなか来なかった。今からペロウリーニョ行ってヨシさんに会わないといけないから、早く帰りたいのに。
歩いて帰ることにした。歩いていたら、ちょうどペロウリーニョ行きのバスが見えた。乗ろうかなーと思ったけど、なんとなくやめたほうが良い気がしてやめた。オンジーナに着いて、アグアジココ飲んでアカデミーアに戻った。これが最後のアグアジココか。いつもより甘かった気がする。
戻ってネットに繋いでいたら、子供が誰かが来たとか言って呼びに来た。誰かと思ったら、なんとヨシさんだった。トニーと話してる。自転車でペロウリーニョから来てくれたらしい。トニーとしばらく話してくれた。子供も興味津々だった。



あと、いつもの「サンギ」売りのおじさんが来た。この人が売っているスープは2種類あって、トウモロコシを使っているのが「サンギ」で、米の甘いスープは別の名前があるらしい。トシさんはコーヒー買ってた。俺は、サンギとコーヒーを買った。
子供練習が始まって、トシさんも自分の練習が始まるからもう出ないといけないのに、少し見学してくれた。子供がふざけているばかりで、とても見ていられなかったと思う。隣にいるケルヴィンとデニーが、トニーが見ていない隙に俺にケーダかけようとしてくるし。俺もケーダの返しの練習しちゃったし。
最後のホジーニャで、俺対子供みたいな流れに少しなった。良い感じだった。よかった。










最後に記念撮影。


男子だけ写真もあったんだけど、ブレまくってて話にならなかった……。
終わって、洗濯とかしていたら、練習の時間になった。
今日は、練習1時間くらいして、その後俺のためにホーダしてくれるらしい。練習の段階で、レウ・ホドリゴ・ウェンデル・プリンセーザの4人が団結してふざけあっていた。くっついて並んでふざけようとするから離しても、すぐにくっつくし。話にならねぇ。プリンセーザが俺が間にいるのに、前にいるウェンデルと話そうとするから「やめろ」と言ったら、「なんで私が話そうとする邪魔するの?」みたいな態度とってきた。お姫さま気取りか。プリンセーザめ。もう一度話そうとしたから、思いきりでかい手拍子して黙らせた。今度は、「びっくりしたんだけど、なんでそんな大きな音だすの?」みたいな態度だった。お姫さま気取りか。
その後、ホーダ。今日は練習のときから、ダニーロが来てくれている。メストレオレーリャの息子。俺がまずは歌をずっと一人で歌って、その後俺がずっとジョーゴするらしい。俺が歌ってる間、コーラス返してくれたのはトニーとデニーロとかの数人だけだった。あとは全員黙ってる。ホドリゴもウェンデルも歌詞知ってるんだろ。知らなくてもポルトガル語なんだから、聞いてれば分かるだろ。日本人の俺だって、分からない歌をなんとかコーラス返そうとしてるのに(良くないけど)。しかもこれ、俺の見送りホーダでしょ。それがお前らの気持ちか。しばらくして、ウェンデルとレウがホーダに並びながら話し始めたから、ウェンデルの頭を強く叩いた。いい加減にしろって。トニーが超喜んでた。ほらみろって言いながら。レウも叩いてやりたかった。ウェンデルは泣きそうになっていたけど、俺のほう見てノーダメージだぜって指で合図してきた。あーあ、子供叩きたくなかったのに。さっきの年少の子達のほうが、よっぽどマシだ。叩いたあたりでかなりテンション下がった。

いよいよ俺のジョーゴする番になって、3人目くらいのホドリゴにコンパッソに合わせてチゾウラかけようとしたら、うまく避けられて床に足ぶつけた。右足首を痛めた……。萎える。トニーが言うには、タイミングは良かったらしい。あとは経験ですかね。
その後、パウマしていてデニーロとどうしてもジョーゴしたかったから、目で合図送ってジョーゴ割り込んだ。少ししてダニーロも入ってきてくれた。さすが。すぐに目が合ったところもさすがだけど。
このあたりから足首がかなり痛くなってきて、ジョーゴできないからしばらくパンデイロやった。でも誰も代わってくれない。ホドリゴに合図して代わらせて、写真撮ることにした。そしたら、メストレABISTIDESが来た。単独で。カメラを隅で休んでるカエラに託して、俺がメストレABISTIDESとジョーゴすることになった。

どんどん近づいてこられて、ガロパンチされるので、下に逃げたら、今度はしゃがんでいる状態の俺の顔にガロパンチされた。これはまずいと思って、ヴェフメーリョとかがよくやる、座っている状態で足を開脚して、相手の両足ひっかけるやつをやってしまった。これ見たことない人は全然分からないと思いますが。当然メストレABISTIDESがよろめいて、それでスイッチを入れてしまったらしくて、またガロパンチくらった。あと全力のガンショ。そこでトニーがホーダ止めた。
そこからトニーとメストレABISTIDESの話で、なにがまずかったかっていうと、俺がメストレ相手に変なケーダかけたかららしい。というか、ケーダをかけること自体まずかったとか。前にレウがメストレマカーコにカベサーダした話とかも例に出していた。メストレとジョーゴするときは、リスペクトしながらするべきだと。メストレABISTIDESもそういう話をして、最後に謝って帰った。



ホーダ少し再開。



最後にトニーの話。さっきの俺がメストレにしたこととか。みんなも気をつけろよって。あと、俺の話。「デジカードは18歳で自分で働いて、親は資金出してくれないから、自分の働いた金だけでブラジルまで来たんだ。この中には5年カポエィラやっていてビリンバウのトーキをひとつも知らないやつがいるけど、彼は黄緑帯なのに、トーキも全部知ってる。デジカードなんだ。」って言ってくれた。あと、一日どのくらい働いていたんだと聞かれて5時間と答えたけど、これ聞いた人の中には俺が毎日5時間働き続けたと思った人いただろうなぁ。それを一年。嘘は言ってないけど、説明不足だった。
あと、カポエィラに対してdedicadoとはどういうことかという話。レウとかホドリゴも聞かれていた。dedicadoっていうのは「忠実な、献身的な」って意味なんですけど、俺のアペリード(カポエィラでつけられるあだ名)でもあります。その二つをかけている質問なんですが。ダニーロが「ジョーゴ、音楽、歌、すべてをきちんと学ぶこと」と言っていて、まぁそうだなと思った。俺は聞かれなかった。

終わったあと、みんなで記念撮影。カエラがカメラ持っていたから、カエラが撮ろうとしたら、一緒に撮る気満々だったヒアンが撮らされることになった。トニーが「お前はグルーポテンポじゃないから駄目だ」とか言って。ひでぇ。1枚撮って、「じゃあ今度はヒアンも入れよ」というのもなかった。ひでぇ。
その後、みんなが「良い旅を」って言って、握手しに来てくれた。ダニーロが「お前は良いやつだ」みたいなこと言ってくれたのが、少し感動した。ダニーロはホーダのときから、トニーの話までずっと真剣だったし、かなり良いやつだと思った。
その後、SPEEDにトニーと行った。これがラストSPEED。トニーとさっきのメストレABISTIDESの話をした。俺は近づいてくるメストレに対して、ケーダをかけるんじゃくて、回って回って逃げるべきだったらしい。なるほど。でも今日やらなかったら他のホーダでやってただろうし、今日分かって良かった。
今日はレイチがいなかった。代わりにトニーの他の友達の店員がいて、俺がよく食べると聞いたら、俺が頼むものを大盛りにしてくれると言ってくれた。あと、明日帰ることを伝えたらSPEED帽子をプレゼントしてくれることになった。日本で被って、SPEEDの良さを広めるために貢献しよう。

プレートとアサイーを頼んだら、アサイーまで少し大盛りになっていた。ありがとう。

帰って、荷造りの続きをやる。全然余裕で終わった。もっとギリギリじゃないと、旅行っぽくないな。トランクの重量は32kg制限のところ、24kgだった。超余裕。もっとギリギリじゃないと旅行っぽくない。
トニーに、「今までの写真を全て焼いたDVDを作ってくれ」と言われて、DVD渡された。今から?やってみたけど、1枚目はDVDに異常があって、二枚目は1枚目にした画像ファイルの設定が適用されなくて、またやりなおしになった。めんどくさすぎる!やめた。トニーが日本来るときに渡せば良いや。